わくわくちくわぶ(仮)

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MCUドラマ版ミズマーベルのアレやコレ

先に注意書きを残しますが、MCUドラマ版ミズマーベルの能力に関して言及します。

Marvelから発表があったわけではなく真実だと決まっているわけではありませんが、表に出たプロモアートに本記事で触れているので本編やミズマーベルの軽いネタバレが含まれてしまう可能性があります。

真っ新な状態でドラマ”ミズマーベル”を楽しみたい方はブラウザバックを強くお勧めします。

あと、本記事で書いていることは個人の意見で正解とかはないのでね。

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MCUドラマ版”ミズマーベル”のプロモアートが公開されました。公開というよりもオンラインでおもちゃや宣伝に使われる画像が出て広まったという形です。(実際はこれ以前にもプロモアートは出ていました)

 

高校生の時に初めて読み切ったTPBがMs. Marvel Vol.1 No Normalであり、このキャラクターにも思い入れが強く、このドラマに対しても期待と不安が半々という状態です。

www.marvel.com

 

そして期待しているだけに、変に期待をそいでしまったり、載せてしまいたくなかったので、今まではトレーラーやインタビューといった公式で公開されるまで待つというスタンスでした。今までも撮影現場の盗撮画像が出回ってアレコレ言われていましたが、今回は何かが違う。

 

そう、今回のプロモアートに対してはかなり否定的な意見が多い。何がどう変わって受け入れられていないのか(この画像が決定かどうかは分からないが)が気になってしまい、研究がままならなくなってしまったので、件の画像を薄目で見ました。

 

結果から言ってしまえば、私個人としてはこの改変は殆ど文句はないです

この画像が真に何を意味しているのかは分かりませんが、寧ろ、ドラマがより楽しみになりました。

 

話題になっていた改変と言われているものは、

 

  • アーマーともオーラとも見えるような半透明な物体がカマラの拳を覆い、コミックの能力の一つである巨大化にとってかわった様に見える。
  • インヒューマンではない(これに関しては、ぽつぽつと言われているがソース不明)

 

の2点です。敢えて記事には画像は載せないので気になる方は各個人でお調べください。

 

本編を見るまでカマラの得た能力がどのようなものかと断定は出来ないですが、画像から”巨大化の能力が消え、アーマーのようなものを纏える能力”とそこまで大きくはないですが話題になっています。巨大化縮小化はリードと能力がかぶるからとかCGだと気持ち悪いからだとか言われてはいますが、実際のところは分かりません。

 

ソース画像を表示

 

そして2つ目のインヒューマンではないという部分。これに関しては軽く検索してもインヒューマンズではないのか?とかMCUではどうするのか?と言った様な疑問を呈しただけで記事内でも明確な答えが出ないまま終わるもので、はっきりとした情報元が見つかりませんでした。

 

ここからは私の考えです。

先にも言いましたが、この能力の改変に関しては全く問題ありません。ミズマーベルことカマラカーンがヒーローたる所以は彼女の内側一番の理由だからです。

カマラのアイデンティティは巨大化出来る能力であることやインヒューマンであるという部分ではなく、幼い頃から彼女の中であり続ける親譲りの優しさと生まれも育ちもニュージャージーのヒーローにあこがれるパキスタン系16歳の少女であるという部分です。

 

ソース画像を表示

宇宙人の命を救ったりお隣のお婆ちゃんのおつかいに行ったりと困っている人がいたら助け、”一人を殺すのは全人類を殺すのに値する”をモットーにしている限り、どんな能力であっても、何なら能力がなくともカマラは最高のカマラであり、最高のヒーローであるアイデンティティを既に存在しています。

 

このアーマー能力よりもMagnificent Ms. Marvel誌で急に見せた殺傷能力のある形への変形の方が是非が問われるはずだろと、個人的には思ってます。

 

そしてパキスタン系であり、それが周りから浮いているように感じてしまい葛藤する部分。

ミズマーベルのTPB1巻の副題がNo More Normalではなく、No Normalです。

ここには能力によって”普通”ではなくなるのではなく、元々”普通”ではなかったカマラが能力をきっかけに自己のあり方を再認識し、”普通ではない”ことを受け入れ成長するという意味が込められているのではと考えています。

何が言いたいかというと、周りとの違うことへの悩みやヒーローへの憧れがカマラを成長させ、変化させていくという部分がカマラカーンの魅力であり、彼女を構成する一つのアイデンティティになっています。

 

たかが能力の一つが変更されたからといって、本編すら見てないのに文句を言うのはどうかと思います。もし、ドラマを見終えた後もそう思っているなら、やっぱり能力の改変は不必要だったとその時に言おうよ。私自身が見終わった後にそちら側に行く可能性も十分にありますが、たかが画像数枚出ただけでは全く分からないです。巨大化や縮小化といった以外のアクションが見えるのは楽しみです。

 

 

何よりもこのドラマには、カマラの生みの親の一人であるSana Amanat氏が監修として携わっています。そして映像を見たG. Willow Wilson先生のこのツイートです。

これ以上に安心できることはありません。

 

そして、もう一つ自戒も込めて言いたいのが、確定すらしていない情報に対して文句を言うな!ということ、予告すらまだ出てないんだから是非を問うのは早すぎるぞ、です。

気長にミズマーベルの予告が出るまでコミックでも読んだりゲームしたり、アニメを見たりしてカマラちゃんの活躍に思いをはせましょうよ!!!本編にはイースターエッグがかなり散りばめられているらしいですよ。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。